赴任後、未知の土地での生活や子供の学校など、慣れないことがたくさんあり、大変なことが多いですよね。
まず、自動車の登録が終わったら、次は保険の選択が待っています。オーストラリアでは、以下の3つの主要な種類の自動車保険が存在します。
以下種類の保険が存在します。
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・CTP保険 Compulsory Third Party Insurance (強制保険)
・Third Party Property Insurance
・Comprehensive Car Insurance
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・CTP保険 Compulsory Third Party Insurance (強制保険)
オーストラリアで車両の登録をする場合、お車を購入時にRego残りXXXまでや3ヶ月含むなど登録時にCTPの加入は強制的に加入されております。
持ち主は、原則一年ごとに車両登録を更新するのですが、登録、更新料として納める費用のほとんどは、CTP費用になります。(日本で言う自賠責保険)
ただ日本の自賠責保険と保険カバー範囲が異なります。CTPについては対人保険をカバーされております。万が一自動車事故で他人や同乗者が負傷したときは、車の持ち主や運転者に法的責任が及びますが、それをカバーするのがCTP保険です。
続いて任意保険、強制ではありませんが万が一事故してしまった場合の修理費など高額になるケースも多く運転に慣れていない場合や、オーストラリアに来たばかりは手厚い保険をお勧めします。
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・Third Party Property Insurance
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対物賠償保険 (Third Party Car Insurance)
Third Partyは、事故相手の車や物だけを補償する保険です。 従って、Third Partyでは事故でご自分の車や物に損害があったとしてもカバーされず、保険金は支払われません。
強制ではありませんが、オーストラリアで運転する以上は、最低限こちらの保険は入りましょう。
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・Comprehensive Car Insurance
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日本でいう車両保険が追加されている総合自動車保険になります。
Third Partyより金額は上がりますが、日本比較しても同じくらいの保険料に思います。
また車両保険を利用する際はExcess(免責金)自己負担金額が掛かります。
保険に加入する際にExcess金額の設定ができます、Excess金額を上げる事で保険料は下げる事ができます。
その他、オプションでレンタカーやロードサービスが選択できます。
事故の頻度よりも、パンクやバッテリー上がりなどのトラブルが多く、ロードサイドを追加されることをお勧め致します。保険以外でもロードサイドのみ取り扱いしている会社もございます。
また修理時に代車が必要な場合ですが、代車費用が掛かるディーラーや整備工場も多いため
この点も考慮し保険を選ばれることをお勧めします。
最後に、オーストラリアの交通ルールは厳格ですので、安全運転が重要です。
無保険での運転は避け、ルールを守りながら安全運転と快適なカーライフをお祈りしています。
2024,02,05
田中
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