オーストラリアに移住した際、自家用車を持つことは必須といえるでしょう。
広大な国土と公共交通機関の発達が遅れているため、移動手段として車は欠かせません。
しかし、車を所有する上で忘れてはならないのが、定期的なRego更新と適切なメンテナンスです。オーストラリアでは、Rego更新と定期メンテナンスは別々の制度となっています。Rego更新を受けないと罰金が課されるだけでなく、事故の際に保険が適用されない可能性もあります。※期限が切れていないか必ず確認してください。
一方、定期メンテナンスを怠ると、車の寿命が著しく短くなり、修理代がかさむ恐れがあります。果たしてオーストラリアでは、Rego更新と定期メンテナンスにはどのような違いがあり、どのようなスケジュールで受ける必要があるのでしょうか?
1. オーストラリアでのRego更新と定期メンテナンスの重要性
1-1. レジストレーション と定期メンテナンスの異なる点
レジストレーションとは、オーストラリアで車を所有するための登録手続きTAC（強制保険）のことです。一方、定期メンテナンスは、車の状態を良好に保つための定期的な点検や部品交換作業を指します。(※1) レジストレーションは法的な義務ですが、定期メンテナンスは任意です。しかし、メンテナンスを怠ると、安全性や燃費の低下、修理費の増大など、様々な損失が生じる可能性があります。(※2) つまり、レジストレーションは車を所有するための必須手続きですが、定期メンテナンスは「あると良い」オプションと言えるでしょう。「私、メンテナンス大丈夫かな？」と不安に思う方は、専門家に相談するのがおすすめです。
1-2. メンテナンスが必要な理由とそのメリット
定期的なメンテナンスを怠ると、車の寿命が大幅に短くなる可能性があります。(※3) 適切なメンテナンスを行えば、車の状態を良好に保ち、安全性と燃費の向上、修理費の削減につながります。「私の愛車、もっと長く乗りたいな」そう思うなら、メンテナンスは必須です。日本と比較すると経過年数や、走行距離が長い車両も多いため、中古車で購入した場合は特にメンテナンスを怠らないことをお勧めします。
また、オーストラリアでは、売却時に定期メンテナンスの記録を求められます。(※4) メンテナンスを怠ると、売却時のRWCに通らない可能性があり、罰金や走行禁止処分を受ける恐れがあります。「車検通らなかったら大変だよね」と不安な方は、メンテナンスを心がけましょう。
1-3. レジストレーション と定期メンテナンスのスケジュール
レジストレーションは、車を購入した際や、引っ越しなどで住所が変わった時に更新が必要です。3ヶ月６ヶ月12ヶ月と更新期間が選べます。中古車購入時はレジストレーション 3ヶ月分を販売店が負担することが多いです。(※6) 一方、定期メンテナンスは、メーカーの推奨する間隔で行うことが大切です。例えば、オイル交換は6か月-1年または1万kmごと、タイヤ交換は3年ごとなど、部品やメンテナンス内容によって異なります。(※7) 「次はいつメンテナンスだっけ？」と不安になる前に、スケジュールを立てておくと安心です。メンテナンス店に相談すれば、愛車に合わせたスケジュールを立ててくれるはずです。
オーストラリアでは、Rego更新と定期メンテナンスは別々の手続きが必要です。レジストレーション(車検)は、登録費用と強制保険になりますが（NSWは異なる）、定期メンテナンスは車の状態を良好に保つための任意の作業です。(※8) しかし、定期メンテナンスを怠ると、車の寿命が短くなったり、重大な故障につながる可能性があります。「私の愛車、大丈夫かな？」と不安に思う前に、メンテナンスを行いましょう。
オイル交換は5,000km~10,000kmごと、タイヤ交換は溝が1.6mm以下になったら、ブレーキパッドは2年ごとに点検が推奨されています。(※9) メーカーの指示に従い、適切なタイミングでメンテナンスを受けることが大切です。「そろそろ時期かな？」と思ったら、すぐに専門店に相談しましょう。
おすすめの保険会社は、NRMA、AAMI、Budget Direct、RACV、Suncorpなどです。(※10) 駐車違反やスピード違反には厳しい罰則があるので、現地の交通ルールを守ることが重要です。日本の免許を持っている場合は、一定期間内であれば現地でも運転できますが、長期的には現地ライセンスの取得が必要になります。
ルールを理解して楽しいオージーカーライフをお過ごしください。
2024,05,15 Tanaka
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